何を飼う?

近所の野良猫の調教記録をYouTubeにアップしているのを訝しげに見ている妻。
それをよそに自己満足でYouTuberしているニート。
そんなある日、妻が「猫好きなの?」と。

ニートはインコ派と犬派。野良インコ、野良犬がいないから野良猫を撮っているだけ。
「インコ飼っていい?」と的外れな返答すると、即座にダメとのこと。
マンションはペットNGだから、インコは鳴くとうるさく、ペットを飼っているのがバレるから。
ニートはそんなこと考えてなく、話し相手ができるからインコが欲しかったのだが、流石に鳴かれると隣人から苦情が来ると思い断念。

「犬飼っていい?」と再度、的外れな返答すると、こちらもダメとのこと。
ちなみにニートも妻も犬好き、というか柴犬好き。日本に帰省した時は原宿の豆柴カフェに行くくらい柴犬が好きで、実際に飼いたいのだけれど、マンションの部屋は柴犬が走り回れるほど広くなく、外に散歩に行くにしても隣人に犬を飼っていることがバレてしまうからNG。よく吠える性格だと更にNG。

ちなみに、同じマンションで小型犬であまり吠えない犬を室内飼いしている住人は数人いるが……。
インコはダメ、柴犬もダメ、残るはハムスター、ウサギ、モモンガ、猫……。
ハムスターは子供の頃、オスとメスを飼っていて、メスがオスを食い殺すという残酷な思い出があるからダメ。ウサギ、モモンガは理由は特にないが猫と比べると魅力がないから……。
そういうわけで、飼うとしたら猫しかない、ということになった。

一言で、猫といっても色々な種類があり、ニートはそれほど猫に詳しいわけではないのでネットで猫についてチェック。
タイと言えばシャム猫かな? と思い調べてみたところ、昔、シャム猫は王室、富裕層、支配階級、寺院のみ飼うことが許されていた「高貴な猫」だったようだ。
今は誰でも飼うことができるのだが、ニートにとっては未分不相応のため恐れ多く、シャム猫に対して無礼であると思い、遠慮させていただくことにした。

ひたすらネットをチェックして気になった、というか一目惚れしたのが、豹柄の猫とチーター柄の猫。見た事はありましたが、名前までは知らなかった。
豹柄の猫はベンガル猫。チーター柄の猫はサバンナ猫というようだ。
サバンナ猫は希少らしく絶対数が少ないため、飼うとしたらベンガル猫になる。
妻もベンガル猫を気に入ったらしく、ベンガル猫なら飼ってもいいとのことだ。
タイ語がそんなに話せないニートだから、後は、妻にお願いし探してもらうだけだ。





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