ニートはタビアンバーンがない。
タビアンバーンの「タビアン」はタイ語で「登録」、「バーン」は「家」で「住居所有登録」のこと。
タイでは外国人は土地を購入することができないので、外国人にはタビアンバーンがない。
土地は買えないが、コンドミニアム(日本でいうマンション)は購入できるので、コンドミニアム所有の場合は、外国人用のタビアンバーンをもらえる。
ニートは賃貸コンドミニアムに住んでいるのでタビアンバーンがない。
ちなみに、私の妻も土地・家がないので、タビアンバーンがない。
妻は妻の父のタビアンバーンに登録されている。
もちろん、ニートがタビアンバーンに登録するとすれば、妻の父のタバイアンバーンに登録されることになる。
本当は、結婚してすぐにタビアンバーンに登録すればよかったのだが、登録は手間がかかり、仕事が忙しく、時間がなくてしていなかった。
というか、駐在には優しく、減殺には厳しい会社だったので休みを取得できなかった。
そこで、ニートになった今、せっかく時間があるので、タビアンバーンに登録しようと思ったわけだ。
ネットで色々調べたところ、パスポートの他に日本大使館発行の在住証明書、タイ領事館承認のタイ語訳の在住証明書、日本大使館発行のパスポート内容証明書、タイ領事館承認のタイ語訳のパスポート内容証明書が必要なようだ。
また、日本大使館から在住証明書を発行してもらうには、ワークパーミット、タイの運転免許証、住宅賃貸(購入)契約書、公共料金請求書等現住所を証明する書類:本人氏名と現住所が記載されているもの(原本及びコピー)が必要らしい。
携帯電話会社、クレジットカード会社、インターネットショッピング会社等の各種電子書類は、公共料金とは違い必ずしも住所と紐付かないため、郵送/配送されてきたことを証明できる場合のみ有効となるようだ。
ちなみに、ニートは電気料金請求書を提示した。タイの運転免許証は古い住所のまま住所変更していなく、ワークパーミットもないので。
家からロットゥ、タクシーを乗り継ぎ日本大使館へ。
午前は12:00閉館のところ、11:50に到着しギリギリセーフ。
普通は申請書提出から発行まで申請日を含め3営業日かかるところ、ニートはバンコク在住でないため、気をつかってくれたのかどうか分からないが、即日14:00に発行してくれた。
在住証明書、パスポート内容証明書とも各THB 550。計THB 1,100。
発行してもらった在住証明書、パスポート内容証明書を持って翻訳代行屋へ。
翻訳代行屋は日本大使館から北へ徒歩で2〜3分。
看板に日本語表記で翻訳と書いてあるため迷わず到着。
翻訳料は各THB 500。計THB 1,000。
翻訳屋は一人で経営しているため、翻訳しながら来客の対応をするため、翻訳が中々進まない。
バンコク在住なら後日、取りに行けばいいのだが、ニートはバンコクから遠い県に住んでいるため、再度バンコクに行くのが面倒なため翻訳終了まで2時間近く待った。
必要な書類の準備はできたため、次はタイ領事館で承認をもらうのみ。
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